2025年予算:フランスの自転車計画が急ブレーキ

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パリ、フランス(西欧) — フランス政府は、2025年の自転車開発に割り当てられる予算の大幅な削減を認めた。当初は数年間で20億ユーロという野心的な目標を掲げていた「自転車・徒歩計画」だが、緊縮財政により次年度の支払信託は1億ユーロにまで落ち込み、地方自治体の議員や利用者団体からは懸念の声が上がっている。

今回の予算決定は、2023年に始まった流れを断ち切るものとなる。フランソワ・デュロヴレイ交通担当付大臣は、今回の削減について公的赤字削減の必要性を理由に挙げると同時に、自転車インフラの整備は今後、主に地方自治体の責任において行われるべきだと強調した。

背景

2023年5月にエリザベット・ボルヌ前首相によって発表された国家自転車計画は、2027年までに20億ユーロという巨額の投資を予定していた。主な目標は、自転車道のネットワークを現在の57,000キロメートルから2030年までに100,000キロメートルへと拡大し、日常の移動における自転車の利用割合(分担率)を3倍の9%に引き上げることだった。

また、2020年から2024年の間にフランスでの自転車利用が約40%急増したことを受け、この計画は道路安全上の重要課題であるサイクリングの安全性確保も目指していた。これまで、地方の町村や中規模都市が専用の安全な車道を整備する上で、国による支援は不可欠であると考えられてきた。

詳細

2025年度の予算案では、当初期待されていた年間2億5000万ユーロに対し、支払信託として計上されたのはわずか1億ユーロにとどまった。業界関係者にとってさらに深刻なのは、予算に新たな「債務負担行為(将来の支出の約束)」が一切盛り込まれていないことである。これは、国が今後数年間にわたる新規プロジェクトへの資金提供を約束せず、すでに着工済みの工事代金の支払いに専念することを意味する。

自転車利用者連盟(FUB)のデータによると、過去の公募で地方自治体から提出された約400件のインフラプロジェクトが現在保留状態にある。これらのプロジェクトは主に、危険な交差点の安全対策、自動車交通から分離された自転車道の新設、および跨線橋の整備などである。

デュロヴレイ大臣は上院で、「公的資金の立て直しの文脈において、困難な選択を迫られている」と述べた。同大臣は自治体に対し、自力での努力を継続するよう促したが、整備予算の均衡を国の補助金に依存している多くの市長からは懐疑的な目で見られている。

今後の展望

気候変動対策やソフトモビリティの擁護派による動員を受け、上院は議会審議の中で5000万ユーロを追加で導入し、削減の影響を和らげようと試みた。この増額により総額は1億5000万ユーロとなったものの、国家計画の当初の野心的な目標には程遠い金額である。

道路安全の専門家らは、路上を走るサイクリストの数が増え続ける中で、投資の停滞が走行ルートの安全性確保を妨げることを危惧している。2030年までに100,000キロメートルの自転車道を整備するという目標は、今後の会計年度で予算の転換がない限り、達成が危ぶまれる状況となっている。