広島市、平和大通りに双方向自転車道を整備へ 持続可能な交通インフラ強化

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広島市は、平和記念公園周辺の象徴的な幹線道路である平和大通り(平和大通り)に、自転車専用道を新設する計画を発表した。この自転車道は双方向通行を可能とし、サイクリストの安全性を高め、持続可能な都市交通を推進するものだ。市は2024年度内の事業着手を目指している。

背景

平和大通りは、広島平和記念公園に隣接する幅広の道路で、観光客や市民の往来が激しい場所だ。しかし、これまで自転車レーンが不足しており、歩行者や車両との混在が安全上の課題となっていた。広島市都市整備局は、自転車利用の促進とカーボンニュートラル社会の実現に向け、国土交通省の補助金を活用したインフラ整備を進めている。この計画は、広島市の「自転車利用促進計画」に基づくもので、世界的なサイクリングインフラトレンドに沿った取り組みとして注目を集めている。関連報道では、中国新聞デジタルが「双方向通行で整備へ」と報じており、市の公式発表を裏付けている。

今後の展望

自転車道の整備は、平和大通りの一部区間(約1.5km)で実施予定で、2025年度の完成を目指す。路面標示、物理的な区画線、標識の設置により、時速20km以下の低速走行を想定した安全設計が施される。将来的には、周辺の自転車ネットワークとの接続を強化し、観光サイクリングルートの基盤を形成。市民の健康増進や交通渋滞緩和、CO2排出削減に寄与し、広島を「自転車友好都市」として位置づけるきっかけになると期待される。

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